1歳半から2歳頃になるとトイレトレーニングを意識をしはじめるお母さんも多いことでしょう。
私には3歳の男の子がおりますが、1歳半頃に意識するようになりました。
トレーニング(訓練)したからといってすぐ成功するものでもありません。
息子の場合はこうでした…
ある時、はじめておまるを見せたとき、自分の大切な玩具(積み木やお気に入りのお菓子の袋、シャボン玉など)をおまるに入れ始めました。
おまるは宝箱ではありませんo(`ω´ )oと伝えたとしてもわかりません。
おまるはしばらく息子の玩具となりました。
「(おまるに)座ってごらん」と伝えました。
すると「いやぁぁぁ~!!!」と顔を真っ赤にして大泣き!
おまるの穴がさぞかし怖かったのでしょう。
「穴に落ちることはないよ」
「落ちても戻ってこれるよ」と伝えてもわかりません。
おまるはしばらく倉庫の中にいてもらうことになりました。
トイレトレーニングはじめては見たものの、なかなか進みません。
トイトレって本当に必要なの?と思うこともありました。
訓練して出来るものじゃないし…
成長すればいずれ出来るものでしょ!?
積極的にトレーニングしなくていいんじゃないの?と…
もう疲れていたし、めんどくさくなっていたんですよね。
だから私は、専門家の先生へ相談にも行き、トイレトレーニングをやめました。
今回は我が家が実践した、トレーニングをしないトイトレについて紹介します。
・トイトレめんどくさい! ・トイトレやめたい! ・子供にイライラしたくない! |
などとトイトレにストレスを感じているお母さんに読んでもらいたいです。
トイレトレーニングめんどくさい!イライラして自己嫌悪…
春から夏にかけてトイレトレーニングをするのに最適な季節といいます。
多くのお母さんは、夏にオムツが外れるように、一生懸命頑張るそうです。
寒くなってからは尚更外れないと思うと、それはそれは焦ります。
中にはスムーズにオムツが外れない子もいるでしょう。
我が家はそうでした。
おまるの穴が怖いと、なかなか便座に座ってくれませんでした。
トイレに行けるようになったのに、またお漏らしをするようになりました。
オムツがいっこうに外れませんでした。
同じクラスの子がオムツが外れていたのを知った時は衝撃的でした…
トイレトレーニングってなんでこんなにも辛いのでしょう…
焦ってはいけないと思ってはいるものの、なかなか進まずイライラ!
自己嫌悪に陥ってしまうんです。
子供からしたら、そんなお母さんの気持ちなんてわかりません。
子供は悪くないのです。
トイレトレーニングは本当に必要なの?子育て相談に行ってきた!

トイレトレーニングの壁にぶちあたり、思いきって市の子育て相談に行ってきました。
そして「息子にはトイレトレーニングは必要なんでしょうか?」と聞きました。
すると臨床心理士さんは即座に「しなくていいですよ」と言いました。
ハッとしました。
その臨床心理士さんから言われたことは、
・子供の成長は人それぞれ、子供に合わせた時期と方法を。
・オムツ交換は親子の大切なコミュニケーションの場所。
はやくからその時期を無くしてしまってはいけない。
・お母さんがストレスになることはしなくていい。
でした。
この相談をきっかけに、息子の発達に合わせた方法をしようと思いました。
©FineGraphics/photoAC
我が家で実践した!トレーニング(訓練)しないトイトレ方法を紹介
訓練や練習、しつけなどをしない、子供のペースに合わせた方法に切り替えました。
その我が家で実践したトイトレ方法を紹介します。
オムツはしたい時期までしてもらう

子育て相談で臨床心理士さんから「オムツ交換は親子の大切なコミュニケーションの場所」という話がありました。
オムツ交換のときにおうちのかたが「おしっこ出たね。気持ちいいね」「うんちふきふきしたら、さっぱりしたね」といった、トイレに関する声かけをしてあげると、「排泄することが気持ちいい」というイメージが定着します。そこで培われた安心感や信頼関係をベースに、トイレトレーニングという次のステップへ進んでいくことが大切です。
引用:https://benesse.jp/kosodate/201612/20161227-6.html
新生児のときから何気なく行なっていたオムツ交換。
このオムツ交換の時間をもっともっと大切にしたいと思いました。
それから、オムツを履いている時期はこの子の成長過程で大切な時期ととらえ、オムツを履きたいと思っているうちは履いてもらおうと考えました。
まだパンツには移行できていないのですが、いつか息子が「パンツ履いてみたい!」という日までオムツ交換を楽しみたいと思っています。
無理強いしない
子供の成長は人それぞれ、成長には個人差があるため、オムツが外れる準備が整っているのか、よく観察することが大切です。
トイレトレーニングを始める一般的な目安は以下のとおりです。
1.トイレまで自分で歩いて行ける
2.便座やおまるにしっかりした姿勢で座っていられる
3.大人の問いかけに、「はい」「イヤ」など簡単な言葉で答えられる
4.おしっこの間隔が2時間以上空く(オムツを替えてから、濡れているかをこまめにチェックするとわかります)
5.「抱っこして」「ちょうだい」など自分の気持ちを伝えることができる
6.大人のマネができる
これらが全てそろっている必要はありませんが、できれば1から4はできる方が、トイレトレーニングがスムーズに進むでしょう。
引用:https://benesse.jp/kosodate/201612/20161227-2.html
準備が整ったら、お子さんのペースに合わせてはじめましょう。
我が家は、身体と心の発達の準備が整うまではトイレをすすめませんでした。
「トイレ行ってみる?」とつい声をかけたくなりますが、それは封印して見守っていました。
トイレはスッキリいい気持ち!楽しい場所であることを伝える
人間の生理的欲求のひとつに「排泄欲」というものがあります。
おなかにたまったおしっこやうんちを外に出すのはスッキリと気持ちよく、それはオムツでするよりもトイレでしたほうが気持ちいいのです。
オムツ交換の時に「おしっこ出てスッキリしたね。気持ちいいね」と声かけしましょう。
そして、はじめから「トイレに行く」という子供は少ないので、トイレは楽しくて行きたくなる場所になるように、あそびを通して伝えていきましょう。
絵本や好きなキャラクターグッズなどを使ってみるのもいいですね。
©さとう310/photoAC
我が家で活躍した!トイレトレーニンググッズ
我が家で活躍したトイレトレーニンググッズを紹介したいと思います。
絵本
「トイレは楽しい」ことを伝えるために、トイレ関係の絵本をよく読んでいました。
息子の反応が良かったのは、この「みんなうんち」という絵本です。
子供はなぜでしょう「うんち」という単語が好きです!
この絵本は「うんち」という単語を連呼します。
とてもリズムよく読めるので、聞いている方も読んでいる方も楽しくなります。
オススメの絵本です。
おまる
息子が補助便座を嫌がったため、おまるはとても活躍しました。
このコンビのおまるは、取っ手付きの補助便座、取っ手なしの補助便座、ステップに形を変えることができます。
子供の成長に合わせて、ステップアップできるのでおすすめです。
折りたたみ式補助便座
使わないときに折りたたんでトイレの隅に置いて置けるのでとても便利です。
高さ調節が可能なので、子供の身長に合わせて調節することができます。
トイレトレーニングは焦らず!親子でいっしょに楽しもう!
トイレトレーニングに一生懸命になり、焦りがでてきてしまうと、イライラしてしまったり、大切な子供の気持ちが見えなくなってしまい、逆効果になってしまいます。
我が家はトレーニングはしない!とあれっきり息子をトイレに誘うこともしていませんでした。
けれども息子は息子自身の力で自然とオムツが外れていき、トイレの回数が増えていきました。
焦りは捨てて、もっと気楽に「いつかオムツは外れるもの!」と思って、お母さんとお子さんのペースで、ゆっくり行っていきましょう。