私の家の近くにはちょこまかとお店がある。
スーパーだったり、インドカレー屋さんだったり、小さな雑貨屋だったり、ラーメン屋だったり。
すぐ路地を入ると住宅街になる立地と考えたら割と栄えている方だと思っている。
この前散歩していた時にフラッと立ち寄った珈琲店ある。
そこはなんでも屋みたいなところで、
タロットもしてるしアロマオイルの販売もしているしカフェもしているしで色んなことをやっている店だ。
入ってみると、カフェ感も強くないし雑貨屋感も無いしアロマの匂いが強く漂うなんとも言えない雰囲気。
なんでも食べれるアロマオイルを取り扱っているらしく、
お店で出された生チョコで食べて戴いた。
味はペパーミントとオレンジか何か柑橘系のアロマオイル。
ペパーミントはチョコとマッチしていたが、柑橘系だかなんだかのアロマオイルは癖がありあまり好みの味では無かった。
アロマを食べるというのは初めてする体験だったので、
最初は抵抗があったがなんとも言えない雰囲気に飲まれて食べてしまった節はある。
触れた事がない文化に触れるのは勇気がいる事だなと思ってはいたが、
いざ目の前にサッと差し出されると踏み出すまでの感覚が短い。
「えーでもー」なんて言ってられない。
「あ、ありがとうございます」「なんだか独特な味ですね〜美味しい!(本当はまずい)」なんて建前付きの食レポまでしてしまうほどだ。
カフェラテを注文したのだが、コーヒーは美味しかった。
コーヒー甘くしますか?と好みも聞いてくれて、甘くする旨伝えて甘くしてもらったが砂糖の甘さよりもミルクの優しい甘さが際立っていた。
お昼下がりに行くとのんびりできるかもしれないなと思ったそんな店だった。