「ミルラ」という精油を知った時、ミイラと関係している事を初めて知りました。和名は、「没薬」と言います。キリストが誕生した際、乳香とともに捧げられた香りとして有名です。殺菌作用に優れているので、昔 ミイラ作りに使われていたそうです。香りのイメージは、銭湯にある薬草風呂のようです。
私は、香りをテスターで確かめたことはありますが、薬草の香りが強かったので、購入したことはありません。「ミルラ」の精油を単体で使用するよりも、何か別の精油とブレンドした方が使いやすいと思います。粘液を乾燥させる働きがあるので、床ずれや浸出性の創傷に役立ちます。
床ずれや、滲出性の創傷や湿疹が出来た時には、民間療法として1度試してみようと思っています。ホルモン様作用があり、ホルモン分泌器官を刺激して分泌を促す働きがありますので、病気の方や、妊娠中の方は病院の先生と相談して使用してください。心への作用としては、心を気丈にさせ、高めるという報告があります。
自然の物だから100%絶対に安心・安全というわけではなく、自分の身体の状態や病気、香りの好き嫌いによって、精油の作用も個人によって様々ですので、使用する前には、通信販売などではなく、実際に店舗でテスターなどで香りを確かめたり、パッチテストは必須だと思います。