「セカンドオピニオン」をご存じの方も増えてきました。
ただ どんな制度か 何故必要なのか・・・ということが浸透していない日本。
例えば こんなこともあるのです。
https://www.newsweekjapan.jp/tokyoeye/2022/11/post-134.php
そもそも「セカンドオピニオン」がどういうことなのか・・・
しっかり理解している方は少ないのではないでしょうか。
「セカンドオピニオン」について解説します。
セカンドオピニオンとは 東京都福祉保健局 (tokyo.lg.jp)
ご理解いただけましたか?
私はこの文章だけでは理解できませんでした。
という私も 「セカンドオピニオン」を受けたことがあります。
「ファーストオピニオン」の担当医師のところで受けた「抗がん剤治療」が 副作用が強く出て このまま「抗がん剤治療継続するべきか」という問題になりました。
副作用も嫌だけど 病気が進行するのも嫌・・・
そんな時に 担当医師から「県立がんセンター」の「セカンドオピニオン」を勧められたのです。
普通 患者側から「セカンドオピニオン」を受けたい・・・と申し出るのかと思っていたので なんだか担当医師に「見放された」と感じました。
でも!!実際にうけてみてそれは違ったのです!!
担当医師は 「抗がん剤治療中断」して CT検査などの「フォローアップ」を充実させようと考えてくれていたのです。
そのことを知ったのも「セカンドオピニオン」を受けたときでした。
担当医師は「見放した」のではなく 私にとって「よりよい治療」を探り 実行しようとしてくれていたのです。
結果 「抗がん剤治療中断」して CT検査などの「フォローアップ」を充実にする決意ができました。
やはり 違う角度から検討することも必要だと この時つくづく感じました。
その時に感じたのは 「ファーストオピニオン」を受けた担当医師と
どれだけ「信頼関係」があるかで 「セカンドオピニオン」も成果がでるということです。
むやみに「セカンドオピニオン」を希望しても 担当医師と「信頼関係」がなければ ただ「転院希望」という形にもなりかねないのです。
患者側も担当医師の診断や治療を よく理解することが大切です。
「何故?」「どうして?」をそのままにするのはダメです。
意外と担当医師は 患者側の「何故?」を待っているものです。
医師も人間ですから 「信頼関係」を大切にしたいとたいがいの医師は希望しています。
話し方・接し方を 毎日苦慮している場合も多いのです。
患者側も知ったかぶりせず クレーマーにならず 担当医師との「信頼関係」を保つ努力と工夫が必要なのです。
今回は「がん患者」として記事作成しましたが どんな病気にも通じることでもあります。
大切なことは 担当医師を「本気で頼れるか」ということもあるでしょう。
「頼れない」となったら 「セカンドオピニオン」より「転院」のほうが 経済的にも良い場合もあります。
まずは 自分の病気の理解・今の進行状況・今後の治療方法を理解するだけでも大変なことです。
私個人の意見としては すぐに「セカンドオピニオン」受診よりも
「がん相談センター」などに無料相談したほうがいいかと思います。
それぞれの病気で 無料相談窓口ってあるものです。
例えば・・・
埼玉県難病相談支援センター – 埼玉県 (saitama.lg.jp)
などです。
話をしているうちに 自分がなにに「何故?」を感じ どの治療に
「どうして?」を感じているか・・・自分自身でわかることもあります。
一人でかかえこまず まずは無料相談してみてはどうでしょうか?
なんでも「はじめの一歩」は大変です。
でも「歩き始める」とスムーズな場合もありますよ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
「病気」や「障害」も「個性」と 感じられる日もあるかもしれませんね。
皆様 どうぞご自愛ください。